ボールを拾う、あの竿のようなものを差し延べて、つかまってもらい、引き上げようとしたら、竿が何段階にも延びる仕組みになっていたので、中々引き上げられませんでした。漸く4人でキャディーさんを水から引き上げ、事なきを得ました。

　丁度クラブハウスの近くだったので、キャディーさんには、クラブハウスに戻ってお風呂に入ってあったまってください、と言いましたが、プロ意識の強いキャディーさんは、唇を紫にし、小刻みに震えながらも、ラウンドを続けようとしました。

　いやいや体が大事なので、すぐに帰ってください。我々は医者だから、医者の言うことを聞きなさい、と言って漸く帰ってもらい、その後はセルフで回りました。

　池のそばではキノコ採りはしないことにしました。また、池ポチャでもボールは拾わないことにしました。